女子野球情報 

14年7月

女子プロ野球が11月までに全国6カ所でトライアウトを開催(2014年7月30日)

 以前、新着情報欄でお知らせしたとおり、日本女子プロ野球機構は7月16~17日(京都府)と9月24 日~25 日(埼玉県)に2014年度の女子プロ野球のトライアウトを行うと発表していた。しかし7月のトライアウトが終了した29日、追加トライアウトを行うことを新たに発表した。

 今回の構想は、11月までに先の埼玉県をふくめ、東北、関東、中部、近畿、中四国、九州の全国6カ所でトライアウトを開催するというもの。7月のトライアウトをふくめると5カ月間で7回(7カ所)開催することになり、かつてない規模のトライアウトになる。

 なぜこのような計画を立てたのか、日本女子プロ野球機構広報部に聞いてみた。

Q1 なぜ追加トライアウトをするのですか? 昨年度はかなり多くの選手が退団したので、同様の状況を想定したのですか? あるいは球団の数が増えるのですか?
機構 選手の退団を前提にしたものではありませんし、今のところ球団の数が増える予定もありません。現在、1チームあたりの人数が少ないことが主な理由です。

Q2 今までは関西や関東で主に開催されていましたが、全国に出向いて開催する理由は?
機構 隠れた逸財を発掘するためです。遠方の選手の中には関西や関東に行くのは億劫だという方もいらっしゃるようなので。また我々が各地でトライアウトを開くことによって、女子野球や女子プロ野球の普及につながると思っています。

Q3 トライアウトでとる人数は決まっていますか?
機構 決まっていません。

 詳しい日程は決まり次第日本女子プロ野球機構のサイトにアップされるので、受けたい方はぜひチェックしてほしい。まずは現在決まっている日程を以下に紹介しよう。

■8月開催  中部地区(愛知県)
日時/2014 年8 月26 日(火)、27 日(水) 9:00~17:00 終了予定(受付開始8:00)
場所/平島公園野球場(愛知県一宮市)

■9月開催  関東地区(埼玉県)
日時/2014 年9 月24 日(水)、25 日(木) 9:00~17:00 終了予定(受付開始8:00)
場所/川口市営球場(埼玉県川口市)

 受験資格、テスト内容、申込締切、費用等、 詳しいことは日本女子プロ野球機構のサイトへ!


学童大会「東京都知事杯」で江戸川エンジェルズが2度目の優勝(2014年7月30日)

総合力で東京都の頂点に立った江戸川エンジェルズ

 雨天順延が続いた「第3回東京都知事杯 女子学童軟式野球大会」の準決勝と決勝が7月27日行われ、江戸川支部の選抜チーム「江戸川エンジェルズ」が品川支部の「品川レディース」を5-1で破って優勝した。同チームは2年前の第1回大会でも優勝しており、これが2度目の優勝となる。

 江戸川区は03年から春と秋に区内の女子選手を集めて学童大会を開くなど、女子の育成に努めている先進的な区。1年生まで動員してやっと1チーム作れる支部もあるなか、江戸川は23区で最多という子どもの数を背景に、6年生を中心にした選抜チームが作れる恵まれた支部だ。昔から数々の女子大会に参加しては優勝をさらってきた。

今年は32チームが参加(監督、主将会議にて)

 一方、品川レディースは3年前に東京都知事杯ができたのをきっかけに誕生した若いチーム。大手企業がオフィスを構える大都会でありながら、区の育児支援策が奏功して子どもの数が増えている品川区は、江戸川同様、5、6年生だけでチームが作れる幸せな支部だ。
 第1回大会はベスト16、第2回大会はベスト8と着実にステップアップし、今年は準々決勝で昨年優勝の足立フェアリーを破る金星をあげた。

 準決勝では品川は「オール府中女子」と対戦し、3回に集中打6本を放って12-1で勝利。江戸川は「オール葛飾」と対戦し、制球力のある投手陣がコースを丁寧に投げ分け、葛飾の強力打線を抑えて9-2で勝利した。

 そして迎えた決勝戦。準決勝までの晴天がウソのように小雨が振るなかでのプレーボール。
 雨が激しさを増した2回の表、試合が動いた。江戸川の四番・伊藤凜が品川の先発・江後美友の初球を左中間に運ぶと、続く五番・竹村理の左前安打や敵失などで一気に3点を先取。しかしその裏、品川は四球で出た長本愛花が足を生かして三進し、ワイルドピッチで1点を返す。

12345
江戸川031015
品川010001

 江戸川は3回に1点追加すると、4回にも1死走者三塁とするが、雷鳴がとどろき試合は中断。約40分後に試合が再開されると、江戸川スクイズ。しかし打球はピッチャーフライとなり、飛び出した三塁走者もアウト。
 テンポよく3死を取った品川は勢いに乗り、その裏、先頭打者・長本がチーム初となる安打を放って出塁。さらに二盗を試みるが、江戸川の川津桃佳捕手が見事な送球で阻止し、流れを江戸川に引きもどす。結局江戸川は5回にもダメ押しの1点を入れ、試合を決めた。

江戸川は打線も強力 先発の藤居投手からマウンドを引き継いだ竹村投手

品川のエース・小串投手は最終回に追加点を奪われたところで登板。江戸川の走者をけん制でしとめた 品川は挟殺、けん制死、合わせて3つの堅守を見せた

 長い中断にもかかわらず双方気持ちを切らさず、随所で好プレーを見せたのは立派だった。そのなかで投打がうまくかみ合った江戸川がチャンスを確実にものにし、品川はたびたび好守を見せるも江戸川の投手陣にヒット1本に抑えられ、涙を飲んだ。両チームは8月11日から始まる全国大会「NPBガールズトーナメント」に出場する。

 江戸川の松兼秀介監督は、
「この子たちはみんな野球が大好きで集中力も一番です。この2カ月間、毎週末練習練習でつらいこともあったと思いますが、結果が出せてよかった。大会前には強い男子6年生チームと何回も練習試合をしましたが、負けたのは1回だけ。全国大会では東京都代表として恥ずかしくない試合をしたいです。強いチームがたくさん出てくると思いますが、私も子どもたちも強いところとやるのは楽しみです」
 と顔をほころばせた。

この大会2度目の優勝 準優勝の品川レディース

3位決定戦。投打に活躍した府中の宮本選手 3位決定戦は打撃戦になったが、10-6で葛飾が勝利

 3位決定戦ではオール葛飾がオール府中女子に10-6で打ち勝って、NPB関東女子交流大会の切符を手にした。4位のオール府中女子はガスワンカップに出場する。準決勝で敗れたとはいえ両チームとも好投手や強打者を擁するだけに、この夏は東京勢の活躍が楽しみだ。

※大会の結果はこちら → 東京都軟式野球連盟


広島県の県立佐伯高校に来春、女子硬式野球部が誕生!(2014年7月25日)

 広島県廿日市市の県立佐伯高校に、来年4月、女子硬式野球部が誕生することになった。県立高校の女子硬式野球部といえば昨年創部した高知県の室戸高校があるが、同校はそれに次ぐ全国で2番目の県立高校女子硬式野球部となる。

画像の説明

 広島県の女子野球環境を見てみると、小学生はNPBガールズトーナメント(全国大会)に出場する選抜チーム「ガールズ広島」があり、中学生は軟式クラブ「広島レディース」が、大人は軟式クラブの「広島レッズ」があり、13年には「MSH医療専門学校」に女子硬式野球部もできた。

 1県の環境としては整っているほうだが、高校女子硬式野球部がないため、野球を続けたい若い選手は県外に出てしまうのが関係者の悩みの種だった。

 今回名乗りを上げた佐伯高校はアーチェリーの強豪校として全国的に知られる存在で、男女ともジュニアインターナショナルチームに選ばれる選手がいるほど。しかし近年は生徒数が減少し、行政や地域の代表とともに活性化を模索してきた。
 そんななか、「広島レディース」の指導者から「女子硬式野球部を作ってもらえないか」という打診があり、学内で検討した結果、創部の運びとなったのだという。

 現在同校の硬式野球部は男子選手が1人だけ。そのため用具もグラウンドも女子と男子が共用できる状況にあり、創部に支障はないという。監督は男子野球部の中村尚(たかし)教諭(49歳)が務める予定だ。

 女子硬式野球部といえばそのほとんどが私立高校で、寮を完備したり、中には特待生制度を設けるなどして全国から選手を集めているが、県立高校の場合、学校だけの力でそこまでの環境を整えることは難しい。また広島県の場合、県外の生徒が県内の公立高校に入学するためには保護者が一緒に引っ越してくる必要があり、それも選手集めの課題となっている。(参考までに紹介すると、高知県は一部指定校においては県内に身元引受人がいれば受験資格が得られ、室戸高校はその指定校になっている)

→ 7月末に広島県教育委員会が「学校活性化地域協議会設置校11校」を定め、この11校に限り県外の生徒の受け入れを可能とする通達を出した。その中に佐伯高校がふくまれているため、県外の選手も佐伯高校に入学することが可能になった。詳しくは学校まで問い合わせを。

 西尾明校長は言う。
「生徒が増えれば学校が活性化するだけでなく、地域も活性化します。ですから双方向の活性化ということで寮やスクールバス、自然や歴史を生かした新しい教育など、行政や地域の皆様と話し合いながら整えていきたいと思っています。
 県立高校なので特待生制度はありませんが、よほど成績が悪かったり生活面での問題がなければ入試はクリアできます。
 来年はまだ人数がそろわないかもしれませんが、地域のニーズがあるので、2年後にはしっかりとした活動ができるのではないかと思っています」

 まずは県下の中学校や近隣のソフトボールチームを回ってPR活動をしていくという。
 女子が当たり前に野球を続けていくためには県立高校に女子野球部ができることが不可欠なだけに、佐伯高校の今後に注目したい。

●問い合わせ先/0829‐72‐1185 県立佐伯高校(担当・長谷中 久美教頭)
        k-hasenakak947076@hiroshima-c.ed.jp(長谷中教頭)
●入試説明会/10月25日(土)
●学校URL/http://www.saeki-h.hiroshima-c.ed.jp/

※写真提供/佐伯高校


尚美学園大学が春の関東チャンピオンに(2014年7月18日)

春は強い! 尚美学園大学

 関東の女子硬式リーグ「前期ヴィーナスリーグ」が7月12日閉幕し、決勝で尚美学園大学が平成国際大学を2-0で破って春の関東チャンピオンに輝いた。

 同リーグは2年前まで参加チームを複数のグループに分け、そのなかで春と秋の2回リーグ戦を行う方式をとってきたが、「もっと色々なチームと試合がしたい」という声を受けて昨年は全チームによるリーグ戦を通年で開催。その上位チームが決勝トーナメントを行って総合優勝を決めた。
 しかしスケジュール調整が大変だったため、今年は前期(春)と後期(秋)の2回開催にもどし、全チームによる予選リーグ+決勝トーナメント方式を採用した。

 今年から新潟の開志学園高校、栃木の作新学院高校が新たに参戦し、予選リーグでは一般クラブ7、大学3、高校15の合わせて25チームがしのぎを削ったが、リーグ戦を勝ち抜いたのは尚美学園大学、埼玉栄高校、アサヒトラスト、駒沢学園女子高校、平成国際大学、蒲田女子高校、侍、ハマンジの8つ。
 そして7月12日、決勝で合いまみえたのは尚美学園大学(以下、尚美)と平成国際大学(以下、平国)だった。

 尚美は日本代表経験者や代表候補が多数在籍する女子野球界の名門で、全国トップレベルのチームが集まる関東にあっても安定の強さを見せる強豪だ。特に春のヴィーナスリーグは06年と13年を除き(※)、すべて優勝している。
 かたや平国は近年優れた選手たちが集まるようになり、ヴィーナスリーグや大学の全国大会で優勝を重ねている。

 両チームとも準決勝にエースを投入したため、決勝は尚美は2年生の長尾朱音投手(神村学園)が、平国は1年生の笹沼菜奈投手(埼玉栄高、日本代表候補)がマウンドに上がった。

1234567
平成国際大00000000
尚美学園大100010×2

 試合は台風一過の猛暑のなか、なかなかヒットが出ない消耗戦となった。

 1回裏、尚美は一番・荒井音々が左前安打で出塁すると、エラーと送りバントで三進し、次打者が内野ゴロに倒れる間にホームを踏んで1点先制。しかしその後は打線が沈黙。
 対する平国はエラーなどで出塁するも打線がふるわず、ホームが遠い。
 迎えた5回、尚美は中前安打で出塁した二番・小笠原眞悠を三番・寺部歩美が二塁打で返し、待望の追加点を挙げる。これが決勝点となり、今年もまた尚美が春優勝の栄冠を手にした。 
 平国は散発3安打、尚美は4安打。同じ打力ながらチャンスを確実にものにしたのが勝因だった。

完投した平国の笹沼投手 同じく完投した尚美の長尾投手 尚美の二塁手、荒井選手(左)と遊撃手の出口選手

2点目のホームを踏んだ小笠原選手を迎える尚美の選手たち 準決勝をタイブレークで制し、決勝に進出した平国

 一足先に6月15日に終了した16歳以下の「ヴィーナスリーグ・Uリーグ」では、今年から正式にエントリーした中学生クラブ「モンスターレディース」(13年創部)が8戦全勝で優勝した。昨年末に監督に就任した高仁(たかに)秀治氏はヤクルトスワローズOB。一般の学童大会「12球団ジュニアトーナメント」でヤクルトジュニアを率いていることでも知られるが、就任わずか半年で1、2年生だけのチームを優勝させたのは見事だ。

創部2年目で優勝したモンスターレディース

 現在のヴィーナスリーグのレベルについて、大会を主催する関東女子硬式野球連盟の宮野友宣事務局次長に話をうかがった。
「今回はタイブレークがとても多かったですね。それだけ各チームのレベルが上がり、力が拮抗してきたということでしょう。特にここ2、3年でものすごく全体のレベルが上がったという実感があります。

 その理由は高校チームのレベルアップです。小さい頃から野球をやってきた子どもたちが、やめないで高校でも野球を続けるようになったからですね。大学チームが増えてきたことも高校生たちのやる気につながっていると思います」

 長く女子野球界を牽引してきた同大会だが、時代の流れに乗ってさらに発展していきそうだ。

※06年は尚美の創部年。新システムを採用した13年は予選リーグ優勝にとどまり、総合優勝は平成国際大学が果たしている。

●参考URL/関東女子硬式野球連盟ヴィーナス報知
●写真提供/尚美学園大学、モンスターレディース、米村康洋(試合の写真)


今年の夏も新潟県で小学生の女子野球イベント開催!(2014年7月11日)

 
 08年夏に初めて開催され、新潟女子野球の火付け役となった「BBガールズフレンドシップマッチ」が、今年も8月17日(日)に開催されることになった。

 ふだんは男子と一緒に野球をしている女子選手に、女の子だけで野球をする楽しさや仲間を作る喜びを味わってほしい、というのが開催の趣旨だ。主催するのはBBガールズ普及委員会。女子が当たり前に野球ができる環境を作ろうと、野球の指導者や一般市民がボランティアで運営する組織だ。

 毎年何十人もの小学生たちがこの交流会に参加して女子野球を経験したおかげで、新潟県に一般クラブチームができ、開志学園高校女子硬式野球部が誕生した。

 残念ながら新潟県はまだ全国大会「NPBガールズトーナメント」に参加できないが、夏休みのひと時、この交流会に参加して女子野球を思いきり楽しんではいかがだろうか。

第7回 BBガールズ フレンドシップマッチ

開催日時/8月17日(日)、9~17時
場所/新潟県スポーツ公園
参加資格/①少年野球チームに所属している1~6年生。個人参加可。
      ②在籍チーム(チーム監督さん)の同意を得ていること。
      ③在籍チームのスポーツ保険に入っていること。,
      ④参加者チームから必ず1名大人が同行すること。
      (だだし低学年生は熱中症や体調管理のため、必ず保護者が同行のこと)
内容/朝イチで練習をし、ポジションを決めたらグループ分けして時間まで試合。
参加費/ 1人1,000円(保険代、記念リストバンド代)。当日受付にて徴収。
服装/自チームのユニフォーム、帽子が望ましい。背番号は不要。
●申込先/baseballgirls@gmail.com(事務局・渡辺)
     申込時に必要な要素は下記からチラシをダウンロードしてご確認ください。
     チラシ → 

●申込締切/7月31日
●備考/当日付き添いの保護者の方で手伝いができる方も募集中!
    男性…審判・グラウンド整備等、女性…スコアラー(簡易)


青森と宮城の学童選抜が全国大会に初出場(2014年7月2日)

 今年「NPBガールズトーナメント」に初参加する青森県と宮城県のチーム情報をお届けしよう。どちらも東北のなかでは早くから女子学童チームが活動していた県だけに、その活躍が楽しみだ。

<青森県>
 青森県では07~11年ごろまで「スポルト・ベースボールクラブ」「つガールズ」という2つの小中学生クラブが活動していたが、13年秋に新たな選抜チーム「青森ゴールデンボンバーズ」が結成され、同チームが全国大会に出場することになった。

東北チーム

 監督を務める種市廣行さん(木下ファイターズ監督)は言う。
「実は私たちがNPBガールズトーナメントの話を知ったのは、大会が終わった昨年秋のことでした。
 うちのチームにも女子選手がいたので青森県が参加できなくて残念に思っていたところ、第3回東北小学生女子交流大会(11月24日開催)のお誘いがあったので、女の子の夢が広がるならと知り合いの指導者たちに声をかけてチームを作りました。もちろん来年は全国大会に参加できるよう、その道筋をつけようという思いもありました」

 1カ月ほどしか練習期間がなかったにもかかわらず、「素晴らしい選手が多かった」(種市監督)青森ゴールデンボンバーズは、この大会初出場で初優勝。選手たちのやる気に火がつき、中学でも野球部やリトルシニアなどの中学硬式リーグで野球を続ける選手がたくさん現れたという。

 今年は全国大会をにらみ、県軟連の許可をとって4月から選手集めをスタート。種市監督たち少年野球指導者の声かけに、青森市、黒石市、弘前市、三沢市、三戸町、藤崎町などから6年生14人、5年生2人が集まり、4月末から練習を始めたという。春が遅い青森県ではこれから大会ラッシュとなるため、「その合間を縫っての練習なのでどこまで仕上げられるかわかりませんが、オープン戦を重ねるなどして力をつけたいと思っています」と種市監督は語った。

<宮城県>
 03年から仙台市内で女子学童大会が開かれている宮城県は、県選抜の「オール宮城ブルーリボン」が代表として出場する。オール宮城ブルーリボンといえば6月末に行われたIBA-boysの全国大会で5連覇を達成したばかり。毎年好投手を擁し、固い守備と、チャンスを確実にものにする勝負強さで優勝を重ねてきた。

 例年谷田裕哉代表や阿部泰昭監督などが指導者のネットワークを使って選手を集めるが、今年も4月に声をかけ、選考会を実施。石巻市、大崎市、黒川郡、宮城郡などの6年生6人、5年生8人が出場を決めた。

「実は昨年も出場したかったんですが、県野球連盟の判断で宮城県の不参加が決まり、来年こそはと思っていました。例年だとIBAの全国大会で優勝したら7月末の世界大会に出場するのですが、今年は費用の都合もあり、世界大会を辞退してNPBガールズトーナメントに照準を合わせました」(谷田代表)

 IBAの全国大会のあと休止していた練習は、今月半ばから再開予定だとか。すでに1大会戦っているのでプレー面でも精神面でもある程度準備はできているというが、
「どんな形でもいいからまずは初戦を突破したいですね」
 と代表は噛み締めるように言う。しかしそのすぐ後に、
「どうせやるなら強いところとやりたい」
 と、強豪チームとしてのプライドと自信を見せた。

 これで東北勢は秋田県を除き、すべての県がNPBガールズトーナメントに出場することになった。秋田県の不参加の理由は大会繁忙期に選手を出せないからだそうだが、すでに複数の支部チームが活動していることもあり、来年はぜひ出場してほしいと願っている。


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