女子野球情報 

15年1月

東京23区の真ん中、文京区に女子中学生クラブ(軟式)誕生(2015年1月31日)

1月17日に行われた体験会(後楽公園少年野球場にて)

 東京ドームや東京大学があることで知られる文京区に、この春、軟式の女子中学生クラブが誕生することになった。東京都ではすでに9つの女子中学生チームが活動しているが、文京チームの参入で女子中学生の軟式野球がさらに盛んになりそうだ。

 東京都にこれほどまでに女子中学生チームが増えているのは、東京都軟式野球連盟が傘下の支部に創部を促しているからだ。都軟連は12年に「東京都知事杯 東京都女子学童軟式野球大会」を作って女子学童野球の拡大に努めているが、次の段階としてそのOGたちの受け皿作りを進めているのだ。今年6月には都道府県レベルの女子中学生大会としては全国初となる「東京都女子中学軟式野球大会」の開催も決めている。

 今回クラブを作る文京区には、05年に「東京都学童女子選抜軟式野球交流大会」(江戸川区学童少年軟式野球連盟、東京新聞、東京中日スポーツ主催)ができるのに合わせて作られた学童選抜「文京ビクトリー」がある。同チームは昨年、先の「東京都知事杯」でベスト8、「東京都学童女子リーグ」で準優勝するなどめざましい活躍を見せた。その6年生たちが中学に入るのを機に、区の少年軟式野球連盟が創部を決めたのだ。

 チーム名は「文京Vシスターズ」。「足立フェアリー少年部」に次ぐ都内、そして全国でも2番目の少年野球連盟が作る女子中学生クラブだ。代表は連盟副理事長の安藤厚男さん、監督は少年野球チーム「西千タイガース」の河田耕作監督が務める。

「文京区には5つの中学生クラブがあるのですが、6つ目のチームとして連盟に登録し、連盟の大会に出場します。でも創部のそもそもの理由が6月にできる東京都の女子中学生大会に参加することだったので、比重を置くのは各種女子大会です。
 目指すのは東京都の大会で優勝し、遠からず新設されるという女子中学生の全国大会に出場することです」
 と河田監督は言う。

 活動は土日祝。ホームグラウンドはなく、後楽公園少年野球場、六義園(りくぎえん)公園運動場などを抽選で取って使用するが、連盟がおさえていたグラウンドが使われなかった場合はそれを優先的に回してもらえるという。キャッチャーの防具やボールなども連盟から支給される。

「都内の女子中学生チームのなかには、いつもは男子と一緒に練習して試合のときだけ女子チームを作って出るというところもあるそうですが、うちは一年を通して女子だけで活動し、文京区以外の選手も受け入れます」(河田監督)

 1月17日に行われた第1回体験会には16人が集まったが、文京区の選手より他区の選手のほうが多かったといい、近隣の選手たちの注目度も高いようだ。第2回、第3回と体験会を行い、3月半ばに入部説明会を行って、月末にも活動を開始したいという。

 東京都にはほかにも女子中学生チームの創部を目指している区少年野球連盟があり、環境はさらに広がりそうだ。

第2回体験会/2月8日(日) 六義園(りくぎえん)公園運動場
 第3回体験会/2月21日(土) 後楽公園少年野球場

問い合わせ先/090-7632-5236(事務局 野口)

※写真提供/文京Vシスターズ


兵庫県に中学女子硬式野球クラブが誕生。選手募集中!(2015年1月27日)

 中学生の女子硬式野球クラブが少ない関西に、新たな硬式チームが立ち上がることになった。「学園ブルーウェーブ・レディース」(仮称)だ。

 作るのは神戸市西区にある少年野球チーム「学園ブルーウェーブ」で、すでにチームホームページで選手募集の告知をしている。人数が集まればすぐにでも活動を開始するという。

関西の中高生の硬式チーム 2015 春

 監督に就任するのは昨年まで高野山高校(和歌山県)の硬式野球部監督を務めていた橋爪康孝さん(55歳。報徳学園→中央大学)だ。
 橋爪監督と女子野球は切っても切れない縁がある。実は高野山高校は数年前、女子硬式野球部を作ろうと橋爪監督を中心に動いていたが、諸事情があって頓挫してしまった。しかし橋爪監督を慕って入部した女子選手が数人いたため、監督は男子の中で彼女たちを育て、大学女子硬式野球部に送り出したのだ。

 昨年家庭の事情で高野山高校をやめ、出身地の神戸市にもどって「医療法人社団 おばやしクリニック」の事務長の職に就いたが、その橋爪さんを口説いて子どもたちの指導者に迎えたのが学園ブルーウェーブの宮川康男さんだった。その時、「女子中学生の硬式チームを立ち上げたらどうですか」と橋爪さんが提案し、実現の運びとなった。橋爪監督は学園ブルーウェーブ(軟式)と中学女子硬式野球チームの2つを指導する。

「女子野球の人気は高くなっているのに神戸には女子の硬式チームがないんです。だから話を聞いてすぐに賛成しました。うちには元々ソフトボール経験者の女性コーチもいるので、創部に何の支障もありませんでした」と宮川さんが言えば、「高野山高校で野球が好き好きでたまらない、そして男子と同じ練習を一生懸命やる女子選手たちを見て、女子の環境を作ってあげたいと思っていました」と橋爪監督も言う。

 練習は土日祝。学園ブルーウェーブがもつ4つのグラウンドのうちの1つを女子用として使用するという。2月1日から体験入部を開始し、3月1日(日)に入部説明会を行う。

「勝ち負けより野球を楽しんでほしいと思っていますが、高校女子硬式野球部に入っても通用する技術や体力も養ってあげたいと思っています」(橋爪監督)。

 中学で女子硬式野球をやりたい人はぜひ問い合わせてほしい。

●問い合わせ先/ 宮川康男(事務担当)
         携帯…090-1482-4162
         メール…gakuen-staff-m.yasuo@docomo.ne.jp
●参考URL/学園ブルーウェーブ

※地図に記載した大阪ドリームスは解散しました。


東北レイアが合同野球体験会を緊急開催(2015年1月22日)

 女子プロ野球「東北レイア」が主催する合同野球体験会が、1月24日(土)、埼玉県で開催されることになった。対象は子どもから大人までの女性。

西選手

 女子野球日本代表に何度も選出された西朝美さん(女子硬式クラブ「AFB-TTR」監督)を講師に迎え、東北レイアや埼玉栄女子硬式野球部のみなさんがそれをサポートする。特別講師として元女子プロ野球選手の田中碧さんも参加予定だ。

 タイムテーブルや細かい内容は、集まった人の数やレベルを見て決めるという。

「女子プロ野球選手やアマチュア野球選手が、女子ならではの視点や経験に基づいて指導します。ぜひご参加ください」と益田詩歩代表。

 特別企画として「じゃんけん大会〜憧れの選手のグッズを手に入れよう♪」も開催されるので、楽しい時間が過ごせるだろう。
 開催はあさって。調整がつく人は埼玉栄女子硬式野球部グラウンドへGO!

東北レイア主催「合同野球体験会」

●日時/1月24日(土) 9時受付開始、12時半終了
●場所/埼玉栄総合グラウンド(女子硬式野球部グラウンド)
    〒331-0061埼玉県さいたま市西区西遊馬俵貝戸3013
説明

 ※詳しい道順は埼玉栄女子硬式野球部のホームページを参照

●内容/ウォーミングアップ〜女子選手に必要なアップとは
    ベースランニング〜走塁は足の速さではなく、技術
    キャッチボール〜力が弱くても最大限ボールに力を伝える
    ポジション別ノック
     〜各ポジションのスペシャリストから学べるチャンス!
    バッティング〜西さんがホームランを打てるコツを伝授!
    子ども向け野球体験〜野球の楽しさを知ろう♪
●講師/西朝美(1988年1月2日 福岡県生まれ)
    投打:右投右打
    球歴:神村学園—尚美学園大学。現在は自ら立ち上げた「AFB-TTR」監督。
    侍ジャパン日本代表に06年、 08年、 10年、 12年、14年に選出されており、
    不動の四番。世界が驚く強肩が魅力。
●東北レイア参加者/堀越美紀、只埜榛奈、中田友実、岩田きく、笹生なつみ、
    奥村奈未、益田詩歩球団代表(元女子プロ野球選手)
●埼玉栄女子硬式野球部/選手数名
●特別講師/田中碧(1987 年6 月1 日 北海道生まれ)

田中選手

投打:右投右打
球歴:埼玉栄高校—侍—兵庫スイングスマイリーズ(10~11)—大阪ブレイビーハニーズ(12)—ノースレイア(13)。14年4月より小松原高校にて教鞭をとる。15年4月より叡明高校女子硬式野球部監督(現小松原高校)に就任予定。

●参加条件/女性限定。未経験でもOK。運動のできる格好で。ヒール厳禁
(グローブ、バットがない方も参加可能)
●申込方法/当日受付にて申し込み
●参加費/無料


新潟で今年もウィンターフェスタ開催。ゲストは益田詩歩さん(2015年1月19日)

昨年のフェスタの様子

「今年もウィンターフェスタの季節がやってきました! 今年は東北レイアの益田詩歩さんをゲストにお招きします!」
 
 新潟のBBガールズ普及委員会から元気なメールが届いた。同委員会は08年から新潟で女子野球の普及活動を行っている市民団体で、毎年夏には「BBガールズフレンドシップマッチ」というイベントを行って子どもたちに女子野球の楽しさを伝えている。

要綱

 これはその冬バージョン(写真は昨年の様子)。寒さが厳しいため屋外で試合を楽しむことはできないが、体育館の中でゲームなどをして交流を楽しむ。

 今年はゲストに女子プロ野球「東北レイア」の益田詩歩代表を招くという。益田代表は長岡市出身。長岡シニアから埼玉栄女子硬式野球部に進み、女子プロ野球「兵庫スイングスマイリーズ」「大阪ブレイビーハニーズ」「ノースレイア」でプレーし、13年に現役を引退した。その後は球団職員となり、このたび現職に就いた。
 高校卒業後は野球を諦めるが、プロの誕生を知って再び野球にもどった経歴をもつだけに、子どもはもちろん、保護者にとっても参考になる話が聞けることだろう。

 フェスタには開志学園高校(新潟市)の女子硬式野球部員や軟式の女子クラブチームのメンバーも手伝いに駆けつける。

「今年もBBガールズ普及委員会として、新潟の女子野球発展のためにできることを精いっぱい行っていきたいと思っています。
 野球大好き! という女の子はもちろん、ちょっと興味ありという未経験者も集まれー!」(頓所理加代表)

BBガールズウィンターフェスタ2015

フェスタには開志学園高校の選手たちも

●日時/2月15日(日)9時半~12時半。受付開始9時
●場所/出雲崎町民体育館
    新潟県三島群出雲崎町米田281-1
    電話 0258-78-4700
●参加資格/小学3年生~6年生の女子
●参加費/1人1000円
●申込方法/情報メールアドレスにて事前申込。
        baseballgirls@gmail.com
情報メール未登録者はメールで以下の①~⑦を書いて送付を。後日イベントの詳細メールが届く。
 ①氏名 ②学年 ③保護者氏名
 ④住所 ⑤電話番号 ⑥所属チーム名 ⑦生年月日
 登録済みの人は、名前、学年、チーム名、生年月日を明記。
●申込期間/1月15日~2月9日

※写真提供/BBガールズ普及委員会


埼玉県開催の大会情報。高校生の全国大会と中学生の関東大会(2015年1月10日)

 昨年、埼玉県行田市で開催された硬式の高校生の春の全国大会が、今年は埼玉県加須(かぞ)市で開催されることになった。

昨年行田市で行われた決勝戦。福知山成美高校vs蒲田女子高校

 加須市では03年に高校生の夏の全国大会が開催され、また10年からは中高生のユース選手権大会が開かれるなど、女子野球に縁の深い土地として知られる。
 また行政も女子野球に理解を示し、ユース選手権大会では後援を務め、今大会は全国高等学校女子硬式野球連盟とともに主催者として運営に関わることになった。大会は来年以降も加須市で開催される予定だ。

「加須市合併5周年記念 第16回全国高等学校女子硬式野球選抜大会」
日程/3月26日(木)抽選会 
    3月27日(金)開会式 
    4月1日(水)決勝、閉会式(予備日4月2日)
場所/加須市民運動公園野球場
参加予定/丹波連合をふくむ19チーム
高校生の全国大会(硬式)開催地の変遷
高校生の全国大会の変遷


 昨年新設された軟式の中学生の関東大会が今年も開催される。

昨年の開会式

 3月末に行われる大会のため通常は1、2年生しか出場できないが、昨年はそれが理由で人数不足に陥り、参加できない県が出た。その反省を踏まえ、今年は3年生まで出場できるように規約を改めて開催する(3月31日までは中学校に籍があるということが根拠)。1月現在、山梨県を加えた1都7県全てが出場できる見通しだ。

「第2回関東女子中学軟式野球大会」
日程/3月28日(土)~29日(日)
場所/さいたま市営大宮球場、さいたま市営浦和球場
組み合わせ
組み合わせ


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