女子野球情報サイト 

13年1月

2月開催の中学軟式交流大会誕生。参加チーム募集中!(2013年1月22日)

 東京都の北多摩少年野球協会が「第1回 U14 マドンナジュニア 女子中学生野球交流大会」の創設を決め、参加チームを募集している。
「女子中学生選手の数がとても増えているにもかかわらず、女子中学生単独の大会は全国にわずかしかありません(※)。そこでもっと中学生に活躍の場を与えたい、中学生チームが増えてほしいと願ってこの交流大会を作りました。交流大会だから順位はつきませんが、中学生同士交流して、みんなで女子野球を盛り上げましょう」と井上俊夫会長代理。

 全国どこからでも参加することができ、試合は軟式B球、一般と同じグラウンドサイズ(バッテリー間18.44m、塁間27.43m)を使って行われる。

 2月の3連休、寒いけれども晴れることが多い東京都での交流大会。この時期練習もままならない雪国のチームは特に、参加を検討してはいかがだろうか。

「第1回 U14 マドンナジュニア 女子中学生野球交流大会」

●日程…2月9日(土)~11日(祝)
●場所…大沢グランドA、B面(東京都三鷹市)
●参加資格…平成24年現在の中学2年生~小学6年生
●申し込み期限…至急
●問い合わせ先…080-5048-4590(井上俊夫会長代理) 

●参加費などの詳細はこちら → 

●参加予定チーム…ウイングスジュニア、三鷹クラブW、オリオールズレディース、府中ピンクパンサーズ、城南鵬翔クラブ(以上、東京)、オール京急(神奈川)、埼玉スーパースターズF、千葉マリンスターズヤング、宮城ドリームガールズ

※2012年に行われた女子中学生大会全日本女子軟式野球九州大会・中学生の部KB全国中学生女子秋季野球大会15U全国女子KB野球選手権大会in伊豆西日本レディースカップ野球大会


今年も開催! 新潟・冬の女子野球イベント(2013年1月19日)

 新潟のBBガールズ普及委員会から、今年も冬のイベント情報が届いた。
「野球が大好きな女の子たちが集まり、女子だけで野球をする冬の一日です! 今年もゲストに、女子プロ野球選手に来てもらう予定でいます! ミニゲームや女子プロ選手による野球教室など、みんなで楽しめる企画を検討中です。ぜひみなさん、ご参加ください」(頓所理加代表)

 雪がグラウンドを冷たく閉ざす新潟だが、BBガールズ普及委員会のみなさんの心は熱い。ぜひその熱気に触れて冬の一日を楽しんでほしい。

「BBガールズ ウインターフェスタ in 2013」

●日時/2月24日(日)9時受付 9時半から12時半まで
●場所/ふそき公園屋根付き広場(長岡市。最寄り駅…北長岡駅)
●参加資格/小学3年~6年の女の子。「野球大好き!」という女の子はもちろん、「ちょっと興味あり」という子も集まれー!!
●参加費/1人500円
●申し込み方法/事前申し込み(下記アドレスまで)
  baseballgirls@gmail.com
 メールには以下を記入のこと。後日イベントの詳細をメールで配信。
 ①氏名  ②学年  ③保護者氏名
 ④住所 ⑤電話番号 ⑥所属チーム名
 ⑦情報メール登録済みか未登録かも記入のこと
●申し込み期間/1月15日~2月15日
●チラシはこちら → 


女子プロ野球の新体制発表。2013年度は4チーム(2013年1月18日)

4つのチームと2つのリーグ

画像の説明

 日本女子プロ野球機構の新体制と新たなリーグの概要について、1月17日、東京のホテルで記者会見が行われた。

 過去3年間の成果と反省を踏まえ、チームについては昨年までの関西を拠点とした3チームを解散し、新たに「イーストアストライア(東日本)」「ノースレイア(北日本)」「ウエストフローラ(西日本)」「サウスディオーネ(南日本)」の4チームを作ると発表した。

画像の説明

 リーグ(試合)は2種類設けられ、名称も「GPBL(ガールズ プロフェッショナル ベースボール リーグ)」から「JWBL(ジャパン ウーマンズ ベースボール リーグ)」に変更。 J(Japan)の文字に世界進出の願いを込めた。

説明

 リーグの一つは公式戦の「ヴィクトリアシリーズ」(リーグ戦)。「オールイーストJAPAN」と「オールウエストJAPAN」の2チームで行われ、年間24試合(前後期各12試合)をこなす。「オールイーストJAPAN」のメンバーは「イーストアストライア(東日本)」と「ノースレイア(北日本)」の選抜選手、「オールウエストJAPAN」のメンバーは「ウエストフローラ(西日本)」と「サウディオーネ(南日本)」の選抜選手で編成される(人選はその時々の仕上がり具合を見て行う)。試合会場については未定だが、関東と関西にそれぞれが遠征するかたちで行う予定だ。

説明

 もう一つはトーナメント形式の交流戦「ティアラカップ」。4チームが全国の16都市(後日発表)に遠征し、2日間にわたって試合を行う。ティアラカップ誕生の背景として、3年間に全国の自治体や団体などから熱心な誘いを受け、遠征するなかで、地域に根ざした女子野球の普及活動の必要性を痛感したからだという。今回地域を意識した4チーム体制でいくことを決めたのも、こうした理由からだ。
「地域密着型の活動をすることで、より皆さんに応援していただき、女子野球の発展につなげたい」(機構)

 ヴィクトリアシリーズだけでなくティアラカップも大切に考えているため、2つのリーグのスケジュールが重なることはない。だからノースレイアのA選手が見たくてティアラカップに来たのに、A選手がヴィクトリアシリーズに出ていて見られなかったということは起きないという。

選手の所属チーム → 日本女子プロ野球機構のサイト

 監督も代わり(詳細は後述)、所属選手とともに撮影に応じた。

説明

オールイーストjAPAN/左から古川修平監督(ノースレイア)、佐藤千尋選手(同左)、小久保志乃選手(同左)、川端友紀選手(イーストアストライア)、中島梨紗選手(同左)、片平晋作監督(同左)

 ※イーストアストライアとノースレイアの選手の住まいと練習場は、埼玉県になるという

説明

オールウェストJAPAN/左から厚ケ瀬美姫選手(サウスディオーネ)、植村美奈子選手(同左)、松村豊司監督(ウエストフローラ)、小西美加選手(同右)、三浦伊織選手(同左)

 

 心配なのは採算だ。機構はかつて関東に進出しない理由の一つに遠征費による経済的な負担を挙げていたが、新体制では両リーグとも相当な遠征費が予想される。果たして充分な収益は見込めるのだろうか。

 この点について機構は、「物販、球場での飲食物の販売などに力を入れる」とし、地上波によるテレビ中継も行って新たなファンをつかみたいという。また「今まで女子プロ野球が大切にしてきた地域との触れ合いの心を忘れずに、もう一度足を運びたいと思っていただけるものを再構築したい。選手全体のレベルが上がっているうえに、今期新たにワールドカップ戦士たちも入団したため、きっとハイレベルな試合をお楽しみいただけると思う」とのこと。

 ティアラカップについては遠征先の自治体などと費用面で相談しながら進めたいとか。チケット代は未定だが、子どもでも足を運べるような配慮をしたいという。スポンサー獲得の努力も引き続き行っていく。

 目標とする観客動員数は1試合平均3000人だ(12年度の1試合あたりの平均観客動員数は550人。3年間の最高は京セラドームでの5000人)。

 今回の4チームも㈱わかさ生活が出資して作るチームだが、追々新規参入企業(チーム)も募りたいという。しかしかねてから参入の条件にしてきたセカンドキャリア(引退後の生活を見越した勉強)への理解と実行は引き続き求めるという。セカンドキャリアについてはリーグスタート当初は柔道整復師の国家資格の取得を選手に義務づけていたが、今年度採用選手からは何を勉強するか当人と話し合って決めるように変更している。セカンドキャリアの選択肢が広がったことで、今後自社の業務と考え合わせて参入を希望する企業が出てくるかもしれない。

日本女子プロ野球機構の新体制について

画像の説明

 今まで機構のトップとしてリーグを牽引していた片桐諭代表に代わり、松浪宏二氏が社長に就任し、スーパーバイザーの太田幸司氏と並んで松本匡史氏(元読売ジャイアンツ)がアドバイザーの任に就く。この下に東日本と西日本のゼネラルマネージャーとして片桐氏、背尾匡徳氏が入る(下図参照)。

(写真右は左から太田幸司スーパーバイザー、松浪宏二社長、片桐諭東日本GM。写真右下は松本匡史アドバイザー)

説明 画像の説明

 監督も代わり、以下のようになった。

イーストアストライア(東日本)
 ヴィクトリアシリーズ  監督…片平晋作(南海ホークス→西武ライオンズ→横浜大洋ホエールズ) コーチ…古川修平
 ティアラカップ  監督…片平晋作

ノースレイア(北日本)/監督…古川修平

ウエストフローラ(西日本)
 ヴィクトリアシリーズ  監督…松村豊司 コーチ…川口知哉、大原乗秀
 ティアラカップ  監督…松村豊司

サウスディオーネ(南日本)/監督…川口知哉 コーチ…大原乗秀

 開幕戦の予定は以下の画像をご覧いただきたい。その後の試合の日程は2月半ばごろ発表の予定だ。
説明  説明

 親しんできた京都アストドリームス、兵庫スイングスマイリーズ、大阪ブレイビーハニーズがなくなるのはとても寂しいが、女子プロ野球の新たな挑戦に期待したい。


和歌山の中高生チーム「新宮女子ベースボールクラブ」が選手募集中!(2013年1月6日)

 
 昨年4月に結成され、6月に本格始動した和歌山県初の中高生チーム「新宮女子ベースボールクラブ」(軟式)が新メンバーを募集している。同チームは県軟連の新宮・東牟婁支部の学童チーム「新宮アクティブガールズ」OGを中心に結成され、現在中学生11人、高校生2人が月3~4回のペースで練習を重ねている。

画像の説明

「結成のきっかけは、子どもたちから『中学校でも野球をやりたいけど男子と一緒より女子だけでやりたい』と言われたからです」
 と山下一雄監督。
 中学になっても野球を続けたいという女子選手の数は和歌山県でも増えているといい、県下の女子野球熱の高まりに背中を押されたかたちだ。

「勉強優先であることと練習場所を確保しやすいという理由から、今のところ日曜日の夕方から夜にかけて新宮市民グラウンドや黒潮スタジアムの室内練習場でナイター練習しています。まだ試行錯誤の段階で大会にも参加したことはありませんが、今後は昼間も練習して関西女子野球ジュニアリーグなどに参加したいと思っています」

 三重県から通っている選手もいるといい、通えるならどこの選手でも受け入れるという。近畿地方南部にはほかに女子中高生チームがないため、同チームはうれしい存在だ。今まで野球を続けたくてもできなかった選手は、ぜひ問い合わせてほしい。

●問い合わせ先/090-3033-3045(山下一雄監督)

※13年3月より全日本女子軟式野球連盟に加盟し、名称を「新宮女子野球部」と改めました。


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