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13年4月

2人の元女子プロ野球選手が監督デビュー。JABA子規記念杯で(2013年4月30日)

 昨年に引き続き福知山成美高校(Aチーム)の優勝で終わった「第6回 JABA子規記念杯 女子大会」(4月27~29日、於・愛媛県松山市)。今年はマドンナ松山(愛媛県)、履正社レクトヴィーナス(大阪府)、福知山成美高校A&B(京都府)、倉敷ピーチジャックスレディース(岡山県)、山口きらら防府BBC(山口県)、MSH医療専門学校(広島市)、南九州短期大学(宮崎県)、神村学園高等部&神村エンジェル(鹿児島県)の8団体10チームが参加した。

 福知山成美高校はAチームが2年生投手、古谷恵菜の好投と強力打線で決勝に駒を進め、決勝では南九州短期大学を10-0の5回コールドで破るなど、強さを見せつけた。

後列右端が黒木監督

 しかし今大会のもう一つの話題は、2人の元女子プロ野球選手が監督デビューを果たしたことだ。一人は南九州短期大学の黒木弥生監督(京都アストドリームス→大阪ブレイビーハニーズ)、もう一人はMSH医療専門学校の野々村聡子監督(兵庫スイングスマイリーズ)だ。

 まず就任早々準優勝した黒木監督のコメントから紹介しよう。記念すべき初公式戦のメンバーは中学生2人、大学生5人、社会人5人という構成。

「できすぎといってもいい大会でした。少ない人数で、しかもダブルヘッダーだったのに、みんなよくがんばってくれたと思います。
 初めての監督経験でしたが、みんながやりやすい環境を作ろうと、『元気出して!』『三振でもいいから振ってこい』など、大きな声をかけるように心がけました。みんなに楽しかったと言ってもらえてよかったです。
 采配ですか? 初めてなのでまだやり方がわからないというのが正直なところです。これからもっと勉強して場面場面でベストな采配を振れるようになりたいです」

 黒木監督は神村学園3年のときにキャッチャーになって以来、3年間のプロ生活でもキャッチャーを務め、高いレベルで経験を積んできた。そのため、「配球に関してはうるさいです。練習でも試合でもその辺は気をつけて指導しています」とのこと。

 印象に残った試合は2-1で勝った2回戦の神村学園戦とか。エース望月志乃選手が得意のストレートで神村打線をおさえ、7回が終わった段階で0-0の同点。延長戦(1死満塁からのタイブレーク)で8回と9回にそれぞれ犠牲フライで得点し、苦しみながらも勝利した。

<黒木監督・初公式戦の記録>
1回戦…6-4(福知山成美B) 2回戦…2-1(神村学園) 準決勝…4-2(マドンナ松山)
決勝…0-10 5回コールド負け(福知山成美A)

 もう一人、MSH医療専門学校の野々村聡子監督は、高校生1人、大学生1人、MSH医療専門学校生11人、社会人2人の計15人で大会に臨んだ。事前に1週間しか練習できなかったこともあり、

左端が野々村監督

「初戦のマドンナ松山戦は0-19で大敗しました。初めての公式戦だったうえに大きな会場(マドンナスタジアム)、相手の大応援団に気おされて野球になりませんでしたね。
 でも翌日の福知山成美Bチームとの敗者戦は良い内容でした。1回の表に先制点を入れ、途中逆転されてもまた逆転し、最後はサヨナラ負けしましたが、6-7と善戦。逃げ切る力はなかったけれど逆転する力があるとわかったことは大きな収穫でした。選手たちは本当によくやってくれました」
 

 その野々村監督のバイブルがプロ時代につけていたノート。毎試合の反省点や戦略などを書き込んだもので、「今は指導者の立場でノートを活用しています。プロで経験した練習やトレーニング法と合わせ、プロに行ったおかげで自分の引き出しを増やすことができたと思っています」。

 黒木監督とは会場で話す機会がなかったそうだが、「私たちが会場に到着したとき、ちょうど南九州短大の試合中だったんですが、サインを出したりみんなをまとめたりしている姿を見て、彼女もがんばっているんだなあと思いました」。

<野々村監督・初公式戦の記録>
1回戦…0-19(マドンナ松山) 敗者戦…6-7(福知山成美B)

 2人の次の目標は、黒木監督が5月11日から始まる「九州女子硬式野球 春季リーグ戦」、野々村監督が8月3日からの「全日本女子硬式野球選手権大会」。プロの世界を知る2人が今後どんなチームを作っていくか見守りたい。  

写真提供/南九州短期大学、MSH医療専門学校


南九州短期大学の監督に元プロの黒木弥生さんが就任(2013年4月18日)

 女子プロ野球の1期生として京都アストドリームス、大阪ブレイビーハニーズでプレーし、昨年引退した黒木弥生さん(21歳)が、4月、宮崎県の南九州短期大学女子硬式野球部の監督に就任した。至学館大学(愛知県)の深澤美和さん、MSH医療専門学校(広島県)の野々村聡子さんと並び、3人目のプロOG監督の誕生だ。

 黒木さんは鹿児島県出水市出身。小学生のときはソフトボール、中学時代は軟式野球、高校時代は神村学園で硬式野球をし、プロ入りした。

 3年のプロ生活を振り返って黒木さんは「好きなことを仕事にできて、今までの人生で一番楽しかった。また志を同じくする人たちとプレーできたことも幸せでした」と言う。
 引退の理由は健康上の問題だったという。
「元々ひざが悪くて最後のシーズンはだましだましプレーしているような状態だったうえに、病気(ウィリス動脈輪閉塞症。通称もやもや病)をもっているので走り込みなどをすると体が辛くて。続けようと思えば続けられたかもしれませんが、全力でプレーできないのは他のメンバーに対して失礼だと思って引退を決意しました」

 昨年12月、指導者を目指して日本女子プロ野球機構で練習のサポートをしながら指導の勉強をしていたとき、機構から南九州短期大学が指導者を探していると聞き、応募した。大学職員として採用され、現在は日曜を除く毎日、17~21時ごろまで女子硬式野球部の指導にあたっている。

 同野球部のコーチには神村学園の先輩で元日本代表の黒岩真実さんがいるが、「お互いに知っていたし黒岩さんが気にかけてくださるのでありがたいです」とのこと。

「人はつい応用に目が行ってしまいますが、プロではしっかりと基本を身につけることや一瞬の判断の大切さを学びました。チームではそうしたことを教えていきたい。また一人の人間として挨拶や礼儀、きちんとした立ち居振る舞いを身につけるよう指導していきたいです」

 同野球部は現在学生5人、中学生4人、社会人2人が在籍し、大学チームではあるものの、クラブチームのようなかたちで活動している。
「大会のときはOGに入ってもらうこともあるなど人数はギリギリなので、いつでも選手を募集しています。中学生以上の方、ぜひ私たちと一緒に野球をやりましょう」


岩手県に小中学生の交流大会が誕生(2013年4月17日)

 去る3月31日、岩手県一関市で東北の小中学生チームによる交流大会「第1回 絆 女子野球交流大会」が開かれた。集まったのは岩手絆ガールズ(小学生)、絆ビーナス(中学生)、秋田エスポワールガールズ(小学生)、宮城ドリームガールズ(中学生)の4つ。

 本題に入る前に少し東北の小中学生の女子野球の歴史を振り返ってみよう。東北では宮城県の仙台市野球協会が03年から区対抗の女子学童大会を開いて女子選手の育成に努めてきたが、県外ではなかなか女子野球の火がつかなかった。

 しかし07年以降、青森県に「スポルト・ベースボールクラブ」「つガールズ」、山形県に「村山市選抜」、岩手県に「一関ガールズ野球クラブ」といった小学生チームができ、昨年「東北小学生女子野球交流大会」が誕生してからは、この大会に参加することを目標に、岩手県に「岩手絆ガールズ」、秋田県に「秋田エスポワールガールズ」、山形県に「鶴岡ドリームガールズ」「北村山スーパーガールズ」ができ、ようやく東北全体が熱くなってきた。(青森県の2チームは消滅)

 とはいえ中学クラブチームは10年創部の宮城ドリームガールズと、今年本格始動したばかりの絆ビーナスだけ。そこで岩手絆ガールズと絆ビーナス代表の佐々木幸浩さんが今回の大会を提案したのだという。
「小学生と中学生が一緒に試合をすることで、中学になっても野球ができるということを知ってもらい、野球へのモチベーションを持ち続けてほしかったからです。また中学生チームがもっと増えてほしいという思いもありました」

 当日はあいにくみぞれ混じりの寒い日となったが、子どもたちは総当たり戦で各3試合を戦い、野球漬けの一日を楽しんだという。試合は創部3年半の中学生チーム「宮城ドリームガールズ」が貫禄を見せて全勝。残念ながら小学生チームに思わぬ不覚を取った絆ビーナスの菊池朋美主将(中3)は、「悔しいけど、私たちは今やっとスタート地点に立ったんだと思う。これからお互いに良きライバルとして切磋琢磨していきたい」と決意を語った。

 岩手県や宮城県ではまだまだ東日本大震災の被害が生活に影を落としているうえに、選手たちの中には肉親を失ったり家を流された人が何人もいるという。「だからこそ子どもたちの中に何か一つ芯のようなもの、がんばる姿勢のようなものを作りたかった」と佐々木代表。この大会がその支えとなり、また東北の小中学生をつなぐ糸として成長することを願っている。


IBAなでしこ、オーストラリアの学童大会で全勝優勝!(2013年4月17日)

 昨年に引き続き、日本の女子学童チーム「IBAなでしこ」が快挙を成し遂げた。

勝利を喜ぶIBAなでしこの選手たち

 3月27日から4月1日にオーストラリアのメルボルンで行われた学童大会「第8回全豪州メルボルン国際大会」で、オーストラリアや日本の男子チームをおさえ、10戦全勝で優勝したのだ。昨年も8勝1敗1分で準優勝という立派な成績だったが、今年はその上をいく成績で、日本はもちろん地元オーストラリアの人々からも喝采を浴びた。

 参加したのはIBA-boys(公益社団法人 少年軟式野球国際交流協会)の昨年の国内大会で優秀な成績をおさめた選手たち。今年は秋の女子大会で優勝した「山梨選抜」から4人、6月の女子大会で準優勝した「マドンナジュニア・ベースボールクラブ愛媛」から4人、他に「町田市選抜」(東京都)から5人、「山武ホワイトスターズ」(千葉県)から1人の、計14人が参加した。監督を務めたのは昨年と同じく、国際経験豊かな「町田レッドファイヤーズ」の桐畑育民さんだ。

 なでしこたちの強敵と目されたのはオーストラリアのシドニーチームと日本の2つのIBA-boys派遣男子チーム。日本の男子チームは国内大会で活躍した選手を集めたものもあるなど全体的にレベルが高く、シドニーチームは昨年なでしこたちからホームランを5本も放って圧勝したパワフルなチームだ。

国際経験豊富な桐畑監督

 そのシドニーチームとは昨年同様、今年も初戦で当たった。桐畑監督は言う。
「昨年の経験からとにかく打たれないことを第一に考え、制球力とスピードに優れた愛媛の河上なみをマウンドに送りました。シドニーの選手はブンブン振ってくるし真ん中高めは必ずもっていく。レフトオーバーなんか軽く出すんです。だから低めにコントロールしてボール球を振らせるようにしました。河上はその期待によく応えてくれました。

 またシドニーはよく打つうえにエラーが少ないとても強いチームですが、サインプレーには慣れていません。だからパワーではかなわない分、ランダウンプレーやピックオフプレーで揺さぶりをかけました。こうしたプレーはふだんから練習していないとできないんですが、選手たちはみんな自分のチームで練習していたようですね。『ランナーを誘い出して挟んでアウトにしよう(ランダウンプレー)』などという私の言葉に、『わかりました』と言って成功させてくれました」

シドニー戦で打席に立つ町田の柏木彩乃選手。今大会二塁打4本を放つなど投打に活躍

 選手たちの能力の高さと桐原監督の作戦が功を奏し、前半4-1とリード。しかし、
「5回の裏にミスが重なって逆転され、4-5に。苦しかったですね。このときは負けを覚悟しましたが、子どもたちは『まだまだ。挽回できるよ』と声を掛け合い、決して諦めませんでした。そして最終回にヒットと足を生かした攻撃で4点を奪って逆転勝利することができたのです」

 強敵を倒したなでしこたちは勢いに乗り、ほかのオーストラリアチームには14-1、18‐0など大差で勝利。日本の男子チームには苦戦したが、持ち前の諦めない心で僅差で勝利をものにした。

「今回のチームは投、攻、守、走で優れた選手が多く、また野球に対する意識も非常に高かった。たとえば山梨の選手のなかには、試合後その場できれいにスパイクの手入れをしてから帰るということを当たり前にやったり、なんとしても試合に出たいという意識や絶対に諦めないという強い気持ちをもった選手たちがいて、感銘を受けました。おかげでそれがほかのメンバーにも良い影響を与え、試合を重ねるごとに結束が強くなって優勝することができました。暑かったり寒かったりと天候不順のなか、子どもらしくイキイキとプレーし、全勝優勝した彼女たちをほめてあげたいですね」(桐畑監督)

バーベキューパーティでのひとコマ。いかにもオーストラリアらしい光景

 プレー面だけでなく、意識の面でもオーストラリアの人たちに良い刺激を与えたことだろう。残念ながら昨年対戦したオーストラリアの15歳以下の女子チームとは、同大会と全豪大会の日程が重なったために対戦できなかったそうだ。

 IBA-boysのオーストラリア遠征は2、3人が一組となって現地の家庭にホームステイし、国際交流する。今回も各家庭でバーベキューなどを楽しみ、試合の合間には観光もして、4月3日、無事に帰国した。

●大会の結果/優勝…IBAなでしこ(10戦全勝)、準優勝…NSW(シドニー)(9勝1敗)、3位…サムライ(日本男子)(8勝2敗)
●参考URL/http://www.iba-boys.com/(IBA-boys)

※写真提供/IBA-boys 


軟式野球界に中高生から大人まで参加できる交流大会が誕生(2013年4月14日)

 関東女子軟式野球連盟が意欲的な交流大会を開催することになった。一般クラブチーム、大学チーム、中高生チームが年齢の垣根を超えて戦う「ALL関東女子軟式野球交流大会」だ。4月13日に抽選会が行われ、29チームが5~6月の2カ月にわたってリーグ戦と決勝トーナメント方式で優勝を争うことになった。

 軟式野球界は現在、全日本女子軟式野球連盟などが主催する一般の大会(対象/中学生~大人)と、中高生大会、一部地域で試験的にシニアリーグが行われ、またこれらとは別に全日本大学女子野球連盟が四年制大学や短期大学が参加する大会を開いている。
 つまり軟式は歴史が古い分、年齢別の大会が整備されており、それぞれが入り乱れて試合をすることは基本的にはないのだ。なかには「北陸地区女子軟式野球大会」のように一般、大学、中高生チームが参加する大会もあるにはあるが、それはチーム数が限られているがゆえだ。

 ではなぜ開催するのか、その理由を関女連は以下のように言う。
①女子野球の発展と、中高生チーム、大学生チーム、一般チームの交流。
②交流により、中高生や大学生が、卒業後も野球を続ける際の選択肢を広げる。
③大会を増やすことにより、さらに各チームが目標をもって野球ができる。

 注目したいのは②。昨年アップした特集「大学野球がくれたもの 第3部」でも紹介したが、軟式野球界には高校→大学→社会人野球へのスムーズな移行を求める声があり、この大会によって、特に中高生がこの先、どこの大学で野球が続けられるのか、大学生はどこのクラブチームで野球が続けられるのか、名前や実力を知ることができる。

 現在年齢別の大会の整備を急いでいる硬式野球界とは逆の動きではあるが、すでに年齢別大会が整備されている分、それぞれの情報が伝わりにくい軟式野球界にあっては、年に一度こうした交流ができるのは面白く、またお互いにアピールする良い機会になるだろう。

 地域の大会で忙しい時期ではあるが、全国どこからでも参加できるそうなので、来年以降、関東以外のチームも参加を検討してはいかがだろうか。大学チームは今回1チームだけなので、子どもたちのためにもぜひたくさんのチームが参加するようになってほしい。

第1回 ALL関東女子軟式野球交流大会

●日程/予選リーグ…5月3日~6月2日の土日祝
    決勝トーナメント(11チーム)…6月16、23、30日(予備日…7月7、14日)
    (雨天順延)
●場所/予選リーグ…各ブロックで用意したグラウンド
    決勝トーナメント…戸田緑地グラウンド(東京都板橋区)
●問い合わせ先/03-3964-9725(関東女子軟式野球連盟・川越塾内)
        受付時間14~19時
●予選リーグ組み合わせ 
 第1回ALL関東女子軟式野球交流大会

 


高校生の春の全国大会が2014年から埼玉県行田市開催へ(2013年4月12日)

 史上最多の11チームが参加し、花咲徳栄高校の4年ぶり3回目の優勝で幕を閉じた「第14回 全国高等学校女子硬式野球選抜大会」(3月27~31日)。高校生の全国大会(硬式)はこの春の選抜大会に加え、夏の選手権大会が毎年兵庫県丹波市で開催され、女子高校生たちの目標となってきた。

 その選抜大会が来年から埼玉県行田市で開催されることになった。理由は東北や北陸、北海道など、関東以北の地にも女子硬式野球の魅力を伝え、大会参加校を募るためだという。

 1997年に始まった夏の選手権大会が第7回大会まで東京都や埼玉県で行われていたのに対し、選抜大会は2000年の第1回大会から一貫して丹波市で行われ、地元の皆さんが手塩にかけて育ててきた。それだけに丹波市の皆さんには万感胸に迫るものがあったと思うが、先日の選抜大会の際に行われた移管式には行田市の教育長が出席し、丹波市の皆さんの思いをしっかりと受け止め、女子高校生の硬式野球を発展させていくことを約束した。

画像の説明


福岡県に中学軟式クラブチーム誕生! メンバー募集中(2013年4月3日)

 福岡県糸島市に中学生の軟式クラブチーム「Crescendo(クレッシェンド)」が誕生することになった。早ければ今月中に結団式を行うという。立ち上げるのはこの春中学校に進学するお嬢さんをもつ副島宏暢さん(43歳)で、監督は安藤克己さん(43歳)が務める。2人とも心から野球を愛する元高校球児だ。

画像の説明

 創部の理由を副島代表にうかがった。
「福岡県には大人の女子軟式クラブチームはありますが、中学生の女の子が野球を続ける環境があまりありません。もちろん学校の野球部に入ったり、なかにはプロ野球選手を目指して中学硬式チームに入る子もいますが、だんだん体力的に続けていくのが難しくなるようです。 

 それで彼女たちが進む道を作ってやらなければと思って創部を決意しました。軟式チームにしたのは、初心者でも参加しやすいようにという思いからです。
 みなさんに女の子でも野球ができるんだということをぜひ知っていただきたいです。そして一緒にしっかり練習して九州大会に出場しましょう!」

 練習は糸島市内のグラウンドで土日祝日(すべてではない)に行う予定。部活とのかけもち、未経験者も可とのこと。

 九州に女子中学生のクラブチームができるのは熊本県の「暴れん坊ガールズ」(軟式、小中学生対象)に次いで2つ目。中学生単独チームとしては九州初となる。軟式であれば全日本女子軟式野球連盟が主催する中高生の全国大会(毎年8月、東京開催)に参加する道もあるだろう。
 これを機に九州に中学生以上の軟式クラブチームが増えることを期待したい。

●問い合わせ先/http://www.ikz.jp/hp/crescendo13/(クレッシェンドのホームページから)


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